マーケティングを構成する4Pを理解する。


マーケティングは、何?っていう話に引き続き、
マーケティングを構成する4つのPみたいな話をしたりする事もあります。

「4つのPなんて解っているよ!」という人も沢山いると思うのです。いわゆる、PRODUCT(商品)、PRICE(価格)、PLACE(流通)、PROMOTION(宣伝)というマーケティングを構成する基本的な要素です。時代も進んで、もっと4Cとか、もっと機能的なファンクションで言う言い方もあると思いますが、ベースには、この4Pの方が使い易かったりします。

では、この要素の中で、どれが一番重要ですか?

と聞かれて、どれを答えますか?ボクは、どう考えても PRODUCT(商品)が一番重要だと思ったりします。ここに異論がある方は、また、お話したいです。当然、商品に競争力があるのが一番だったりすると思うのです。

例えば、有名どころでは「森伊蔵」という焼酎があります。下記のサイトを見てもらえれば解ると思うのですが、注文しても抽選でしか買えません。話題や流行もあると思うのですが、「商品に力があること」。これに勝る戦略はありませんよ、ね。

森伊蔵の予約サイト
http://www.moriizou.jp/salesinfo/ 

努力の余地があるならば、Facebookの上手な使い方を勉強するよりも先に、自社の商品を強化するとか、自分のお店のメニューを工夫するとか、そちらの事の方が重要であったりします。以前、ある飲食店がソーシャルメディアの使い方を熱心に考えて、推進した結果、「Twitterを一生懸命する前に、お店のお掃除をちゃんとした方が良いんじゃないの?」なんてツィートされているお店がありました。これなんか、本当に笑えないお話ですよ、ね。ですので、まずは「自社の商品を磨く」ということを、第一優先で考えるべきことなのだと思ったりします。

が、それでも、競争が激しく、商品で差別化が付きにくい、業種や業態も沢山あるのも事実です。そんな時は、プロモーションで戦わなければならないケースもあります。そんな時は、是非、Webプロモーションを駆使して戦うしかありませんが、しかし、それでも第一は「商品で差別化できないのか?」と考える事が大切であると、やはり思うのです。

そして、教科書通りでいけば、この4つのPの最適化することが、マーケティングミックスと言い、このマーケティングミックスの良しあしが、最終的なマーケティングの成果、すなわち「売れる仕組みが作れているか、どうか?」というポイントになるわけです。

→もう、ひとつ、マーケティングを取り巻く環境も、ついでに語っておくと。


講演の依頼、問い合わせは、Facebookのメッセージまたは、下記のメールアドレスまでお願い致します。
Facebookのメッセージを送る。
shiomi@prounit.jpにメールを送る。

ページトップへ