PeaTiX(ピーテックス)の手数料は、利益にどれ位負担となるのか?
イベント告知&決済サイトとして有名なサイトのひとつであるPeaTiX(ピーテックス)。このPeaTiXというサイトの手数料は、有料イベントを開催した際、どの程度利益に影響していくのか?ちょっとシミュレーションをしてみます。
まず、PeaTiXのサイトを見ると、手数料は一件70円+2.9%となっております。
1000円のイベントで、1件につき、70円+29円=99円となる計算になります。1000円に対して99円なので、粗利が100%のイベントであれば、9.9%利益に影響されてくるという計算になります。が、実際には講師への講師代や会場費など、必要経費がかかるもので、粗利が100%という事はまずありません。となると、どういう計算になるのか?というのが、このページの意図です。
例えば、会場費が売上の10%、講師代が売上の45%、粗利が45%というケースの場合を想定して計算してみましょう。
通常であれば、3,000円の会費で30人入れば、
【収入の部】
売上 3,000円✕30名=90,000円
【支出の部】
会場費 90,000✕10%=9,000円
講師代 90,000✕45%=40,500円
【粗利】
粗利 90,000−9,000円−40,500円=40,500円
となります。ここでの一人当たりの粗利は、40,500円/30人=1,350円となります。
これが、 PeaTiXを活用した場合、
【収入の部】
売上 3000円✕30名=90,000円
【支出の部】
会場費 90,000✕10%=9,000円
講師代 90,000✕45%=40,500円
PeaTiXの手数料 30人✕70円+30✕3,000円✕2.9%=2,100+2,610=4,710円
【粗利】
粗利 90,000−9,000円−40,500円−4,710円=35,790円
となります。ここでの一人当たりの粗利は、35,790円/30人=1,119円となります。
30人集客のイベントで比較した場合、
PeaTiXを使用しなかった場合の粗利は40,500円
PeaTiXを使用した場合の粗利は 35,790円で、差額は、40,500−35,790=4,710円となります。
となると、PeaTiXを使った場合、使わなかった場合と比較して、同様の粗利を出そうと考えると、
4,710/1,119=4.2人となります。
つまり、比較ベースでは、
PeaTiXを活用しなかった場合、30人に対して、
PeaTiXを活用した場合、34.2人の集客が必要となってきます。
34.2/30=114%。つまり14%増加の集客効果が必要となる計算です。
一番、良いのは、PeaTiXを活用して、当日来ない人のが来る様になる効果が、14%以上出ていれば間違いなく活用するべきと言えますね。この辺、もう少し検討していきたいものです。
今日、学んだこと
イベント集客サイトの活用方法を考えるということ。
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