最近の20代にみるコミュニケーション能力の課題


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ま、いわゆるオッサンの意見として書いておきます。

意見というか、時代的な背景ですけど。「最近の20代にみるコミュニケーション能力の課題」と書いても、何も全員が、そうであるわけでもないし、当然、個人差もあるから一概には言えないわけです。しかし、ま、いわゆる「あるある」ネタという感じでしょうか、ねー。

話を続けましょう。

昭和38年生まれの私くらいの年齢であれば、10代の頃は、当然、ケータイ電話もスマホもなかったわけです。そんな時、好きな女の子とのコミュニケーションは、どうしたか?というと唯一の手段が、一家に一台ある黒電話であったわけです。彼女とコミュニケーションを取りたい時は、この黒電話に勇気を持って電話するわけです。電話番号を回して「トぅるる〜、トぅるる〜、ガチャ」となるのが、驚きの瞬間だったりするわけです(^^♪。

で、ね。「山田です」って、彼女が出てくれたらラッキーなんですけど、たまに、お父さんとかが電話をとったりするわけです。低い声で「山田です」って。で、こちらが「シオミですけど…」と名を名乗り、「花子さんをお願いしたいのですけど」とかいうと、大概不機嫌な声で「おい、花子電話〜。シオミっていう人から〜」とか言われるわけですよ、ね。

そりゃ〜ドキドキしたもんです。小心者ですから(^^♪

そんなドキドキ感って、ケータイが主流の今日ではあり得ないわけですよ、ね。彼女のケータイに電話をかけた際に、オトーサンが出るなんて、普通考えられません。となると、若い子たちって、ほぼ、親と教師以外の大人と接触しなくても過ごせてしまうんですよ、ね。

となるとどうなるかというと、

自分を否定される場所に極力行きたがらないという傾向になるんですよ、ね。

そりゃ、当然です。人間ですもん。無理してそんな自分が否定されるところに行きたがる人なんていませんもんね。でも、そうなると、どうなるかというと、異次元の考え方をする大人とコミュニケーションの仕方が解からなくなるということが起きます。コミュニケーションができないんじゃなくって解らないのだと思うんですよ、ね。当然、全ての20代がそうだ!とも思いませんし、当然、個人差もあります。

しかし、そうでなくてもコミュニケーション能力が低いんじゃない?と言われている日本人。その上で、この傾向が現れてきている以上、何かもっと色々と国策レベルで対策を打ちながら考えていくべき課題なのかも知れません。

コミュニケーションの能力を伸ばすには、どうしたら良いのでしょうか?なにか課題解決の方法をご存知の方は、ご一報くださいませ。是非ともご一緒に、この問題も取り組んでいきたいものです。


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